かきねがらし (垣根辛子)
学名 |
Sisymbrium officinale |
日本名 |
カキネガラシ |
科名(日本名) |
アブラナ科 |
日本語別名 |
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漢名 |
鑽果大蒜芥(サンカタイサンカイ, zuānguŏ dàsuànjiè) |
科名(漢名) |
十字花(ジュウジカ,shízìhuā)科 |
漢語別名 |
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英名 |
Hedge mustard |
2006/05/22 新座市中野 |
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辨 |
キバナハタザオ属 Sisymbrium(大蒜芥 dàsuànjiè 屬)には、世界に約40-90種がある。
ハタザオガラシ S. altissimum(大蒜芥) 南&東歐~シベリア・ヒマラヤ・中国東北産
S. brassiciforme(無毛大蒜芥) 中央アジア・ヒマラヤ・モンゴル産
イヌホソエガラシ S. erysimoides スペイン・北&東アフリカ・アラビア・イラン産
ナタネモドキ S. heteromallum(垂果蒜芥)
山西・陝甘・東北・青海・新疆・西南・内外蒙古・シベリア・中央アジア産
ホソエガラシ S. irio(水蒜芥) 南歐・北アフリカ・西&中央アジア・ヒマラヤ・新疆産
ホコバガラシ S. loeselii(新疆大蒜芥) 中歐~シベリア・モンゴル・新疆産
キバナハタザオ S. luteum(全葉大蒜芥・黃花蒜芥)
本州・九州・朝鮮・華北・西北・西南・ウスリーに産
カキネガラシ S. officinale(Erysimum officinale;鑽果大蒜芥)『中国雑草原色図鑑』85
イヌカキネガラシ S. orientale(東方大蒜芥) 地中海地方・西アジア産
ハタザオモドキ S. polymorphum(多型大蒜芥) 中&東歐~極東ロシア・中国華北・東北に産
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アブラナ科 Brassicaceae(十字花 shízìhuā 科)については、アブラナ科を見よ。 |
訓 |
和名は、英名の和訳。 |
説 |
ヨーロッパ・西アジア原産。大陸では、内蒙古・東北・極東ロシア・シベリアに分布。
日本には明治末に渡来、北海道・本州・九州に帰化。
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植物体にカラシ油の配糖体を含む。ただし種子は有毒。 |
誌 |
古代ローマから、喉によいハーブとして著名。 |
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